この記事の主な参照ソース
- 小さなお子様連れのお客様(国内線)(ANA公式) — 搭乗可能な日齢・ベビーベッド・事前改札
- 赤ちゃん連れのお客さま(国内線)(JAL公式) — JALの幼児区分・チャイルドシート
- 2026年5月19日搭乗分から国内線の運賃をリニューアル(ANAホールディングス) — ANAの幼児ルール変更の公式発表
- 【医師監修】赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?(ベビーカレンダー) — 医学的な考え方・機内での注意
- 赤ちゃんの耳抜き!飛行機で行う方法やタイミングは?(こそだてハック) — 耳抜きの方法とタイミング
結論からお伝えすると、ANA・JALとも国内線は「生後8日以上」の赤ちゃんから搭乗できます。 ただ、医学的に「いつからなら安心」という明確な決まりはありません。小児科医監修の情報では、不安があれば1カ月健診などでかかりつけ医に確認したうえで、首がすわる生後4カ月頃以降のほうが移動はぐっと楽になる、という見解が紹介されています。
もうすぐお盆ですね。「初孫の顔を見せてあげたいけど、泣いたらどうしよう」「耳抜きってどうやるの?」——初めての帰省フライトを前に、スマホで検索しては閉じて、を繰り返していませんか? この記事では航空会社の公式ルールと医師監修の情報をもとに、いつから乗れるか、ANAとJALの違い、耳抜き、持ち物、当日の段取りを順番に整理しました。読み終わる頃には、予約の不安がだいぶ軽くなっているはずです。
赤ちゃんは飛行機にいつから乗れる?規定は「生後8日」から

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まず規定の話から。ANA・JALの国内線は、生後8日以上の赤ちゃんから搭乗できます(生後8日未満は搭乗不可)。「え、そんなに早くから?」と意外に感じますよね。
ただし、これはあくまで航空会社のルール。ベビーカレンダーの医師監修記事によると、医学的に「生後何日から乗せてよい」という明確な規定はなく、不安な場合は1カ月健診で医師に確認するのが安心とされています。規定上の「乗れる」と、わが子にとっての「無理がない」は分けて考えるのがポイントです。
小児科医の見解として、コモドライフ(ピジョン運営)では、首がすわる生後4カ月頃以降のほうが赤ちゃんにも親にも負担が少なく、生後6カ月以降なら予防接種も進んでいるため感染症のリスクが抑えられてより安心という整理が紹介されています。急ぎでなければ、帰省の時期をずらす選択肢も含めて考えてみてください。
月齢別・搭乗のポイント早見表
| 月齢の目安 | 状況 | 搭乗のポイント |
|---|---|---|
| 生後8日〜1カ月頃 | 規定上は搭乗可能だが新生児期 | 里帰り出産の帰路など事情がある場合に。事前にかかりつけ医へ相談を |
| 生後1〜4カ月頃 | 首すわり前。授乳・おむつ替えが頻回 | 荷物が多く抱っこも大変な時期。搭乗するなら短距離便+大人2人体制が心強い |
| 生後4〜6カ月頃 | 首がすわり、抱っこが安定 | 移動の負担が減る。授乳リズムに合わせて便を選ぶと過ごしやすい |
| 生後6カ月〜1歳頃 | 予防接種が進む。動きたい盛りに | ぐずり対策のおもちゃ・おやつを準備。膝上のまま乗れる時期のうちに経験しておくのも手 |
※早産で生まれた赤ちゃんは出産予定日からの月齢で考える必要があり、薬や医療的ケアが必要な場合は事前にかかりつけ医と航空会社への相談が必要とされています。
ANAとJALで違う?2026年の乳児ルールを比較

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「どっちの会社でも同じでしょ?」と思いきや、2026年は大きな違いがあります。ここがポイントなんですが、ANAは2026年5月19日搭乗分から国内線運賃をリニューアルし、膝の上で無料になる「幼児」の範囲が変わりました。
ANAは幼児が「生後8日〜1歳」となり、2歳からは座席の確保(航空券の購入)が必要に。一方JALは生後8日以上3歳未満まで膝上無償のままです。2歳のお子さん連れは、どちらに乗るかで費用感が変わります。予約前に、搭乗日時点の年齢を確認しておきましょう。
ANA・JAL国内線 乳児ルール比較表
| 項目 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 搭乗できる日齢 | 生後8日以上 | 生後8日以上 |
| 膝上無償の範囲 | 生後8日〜1歳(2026年5月19日以降) | 生後8日以上3歳未満 |
| 同伴できる幼児数 | 大人1名につき2名まで(1名は座席確保) | 大人1名につき2名まで(無償は1名のみ) |
| 座席を使う場合 | 対象運賃なら大人運賃額から25%相当割引(小児は2歳〜11歳) | 航空券の購入が必要 |
| 機内ベビーベッド | 貸し出しあり(体重10kgまで・数に限りあり・要申込) | 国内線では利用不可(国際線のみ) |
| チャイルドシート | 持ち込みルールは公式サイトで要確認 | 座席確保した3歳未満(体重2.3〜18kg・身長102cm以下)が利用可 |
| 優先搭乗 | 事前改札サービス(2歳以下の子ども連れ) | 事前改札サービス(子ども連れ) |
実はこれ、意外と見落としがちなんですが、JALの国内線には赤ちゃん用ベッド(バシネット)がありません(国際線のみ)。国内線でベッドを使いたい場合は、ANAの機内ベビーベッド(体重10kgまで・数に限りあり・要申込)が選択肢です。ANAでは幼児も大人と同時に予約・発券が必要になった点も要注意。
LCC(格安航空会社)は各社でルールが異なります。この記事はANA・JALの国内線が対象なので、LCC利用時は必ず公式サイトで確認してくださいね。
耳抜きはどうする?離着陸の「気圧対策」がカギ

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赤ちゃん連れフライトでいちばん心配なのが、この耳抜きではないでしょうか。こそだてハック(小児科医監修)によると、飛行機は離陸後の「上昇中」と着陸前の「下降中」に機内の気圧が大きく変わり、耳の中と外に圧力差が生まれて耳詰まりや不快感が起こりやすくなるとされています。機内でぐずる背景には、言葉にできない耳の違和感が隠れていることもあるんですね。
赤ちゃんの耳抜きは「飲み込み」で促す
赤ちゃんは自分で耳抜きができません。そこで、授乳・ミルク・お茶などを飲ませて「ごっくん」と飲み込む動きを促すのが基本とされています。タイミングの目安はこの2回です。
- 離陸して上昇が始まる頃 — 滑走路を走り出したら授乳やミルクをスタートし、上昇中も続ける
- 着陸に向けて降下が始まる頃 — シートベルトサインや機内アナウンスを合図に再開する
飲んでくれないときは、おしゃぶりで唾液を飲み込ませるのも効果があるとされています。離乳食が進んだ子なら赤ちゃんせんべいやマグのお茶、3歳以上なら子ども用の気圧調整耳栓という選択肢も紹介されています。搭乗前に授乳して離陸時にそのまま寝かせるのも有効な方法とされているので、寝てくれたら無理に起こさず、様子を見ながらで大丈夫ですよ。
ひとつ注意したいのは、耳抜き対策をしても、必ず泣かない・痛がらないとは限らないこと。効果には個人差があります。風邪気味や鼻づまり、耳の炎症を繰り返しているなど気になることがあるときは、搭乗前にかかりつけ医に相談しておくと安心です。
ポイントは「離陸前にお腹を空かせすぎず、飲ませすぎず」。直前に満腹にしてしまうと、いざ上昇中に飲んでくれないことも。逆算して授乳時間を調整してみてください。
赤ちゃんとの飛行機、持ち物チェックリスト

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持ち物は「座席まわりで片手でサッと取り出せること」が何より大事。帰省の大荷物はスーツケースに預けて、機内バッグは必要なものだけに絞りましょう。
機内持ち込みバッグの中身
| 持ち物 | 優先度 | ポイント |
|---|---|---|
| おむつ・おしりふき | 必須 | 経験者のコツでは「多め」が鉄則。機内で下痢をしておむつが足りなくなった体験談も |
| 着替え1〜2セット | 必須 | ミルク吐き戻し・おむつ漏れに備えて。親の替えトップスも1枚あると安心 |
| マグ・哺乳瓶・ミルク | 必須 | 耳抜き用に普段使っているものを。赤ちゃんの飲み物は液体持ち込み制限の例外とされる(不安なら航空会社へ事前確認) |
| 羽織もの・おくるみ | 必須 | 機内は空調で肌寒く感じることも。体温調整できる重ね着で |
| 大判ガーゼ | あると安心 | ブランケット・授乳ケープ・おむつ替え台のクッション代わりと万能 |
| 音の出ないおもちゃ・絵本 | あると安心 | ぐずり対策に新しいおもちゃを1つ忍ばせるのも手 |
| ビニール袋数枚 | あると安心 | 使用済みおむつや汚れた着替え入れに |
| おやつ(離乳食完了期〜) | あると安心 | 耳抜きを兼ねられる赤ちゃんせんべいなど |
心強いことに、ANA・JALとも機内におむつの予備(M・Lサイズ)があり、ミルク作りの際は客室乗務員さんがお湯を用意してくれます。「全部完璧に持たなきゃ」と気負わなくても、困ったら乗務員さんに声をかければ大丈夫。JALは空港内で使えるベビーカーの貸し出しもありますよ。
帰省フライト当日の段取り — 予約から着陸までのコツ

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こんな経験ありませんか? 大人だけの旅行の感覚で空港に着いたら、授乳室を探して右往左往、保安検査で手間取って搭乗ギリギリ……。赤ちゃん連れは「何もかも時間がかかる」前提で、余裕を持った段取りにするのが成功のコツです。
予約〜前日まで
- 予約時に子連れであることを伝える — ANAの機内ベビーベッド(要申込)や、JALの「幼児2名連れの方」向け優先席など、事前に手配できるサポートがあります
- 座席に迷ったら相談する — JALでは電話での座席指定時に、後方でお手洗いに近い席を提案してもらえたという公式メディアの紹介も。希望席が取れなくても、カウンターでのチェックイン時に調整できる場合があります
- 持ち物は前日までにバッグへ — 当日の朝はおむつ替えや授乳でバタバタしがち。前日夜までに詰めておくと抜け漏れを防げます
空港〜搭乗
- 早めに空港へ — 授乳・おむつ替え・保安検査の時間を多めに見積もる
- 搭乗前におむつ替えを済ませる — 機内のおむつ交換台は狭いため、空港で替えておくのがおすすめとされています
- 事前改札サービスを使う — ANA・JALとも、小さな子ども連れは一般案内より先に機内へ案内してもらえます。荷物の収納や抱っこの体勢を落ち着いて整えられますよ
機内
- 離着陸のタイミングで耳抜き(前章参照)
- ミルクはお湯を乗務員さんにお願いできる
- 経験者のコツは「搭乗前にたっぷり遊ばせる」 — 機内でできるだけ長く寝てもらえるよう、出発前に体を動かしておく作戦もよく挙げられています
よくある誤解と、搭乗前に小児科へ相談したいケース

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最後に、初めての帰省フライトでつまずきやすい思い込みを整理しておきます。
よくある誤解3つ
- 「規定で乗れる=いつ乗せても同じ」 — 航空会社の規定(生後8日以上)と、わが子の体調・発達に合った時期は別の話。医学的な明確な規定はないからこそ、月齢や体調に合わせた判断が大切です
- 「耳抜き対策をすれば絶対泣かない」 — 授乳やおしゃぶりは有効とされていますが、効果には個人差があります。泣いてしまっても「耳の違和感のサインかも」と受け止めて、できる対策を淡々と。準備した上で泣くのは、親のせいではありません
- 「膝上ならどの航空会社でも3歳まで無料」 — 2026年5月19日以降、ANAは膝上無償が1歳までに変わりました(JALは3歳未満のまま)。「前に乗ったときはこうだった」が通用しないタイミングなので、予約前に最新の公式情報を確認しましょう
こんなときは搭乗前にかかりつけ医へ
- 生後1カ月未満・1カ月健診前の赤ちゃんを乗せる予定がある
- 風邪気味・鼻づまり・発熱など、当日の体調に不安がある
- 中耳炎など耳の症状を繰り返している
- 早産で生まれた、または薬・医療的ケアが必要(航空会社への事前相談も必要とされています)
「このくらいで聞いていいのかな」と迷ったら、聞いてしまうのがいちばんです。数分の相談で、当日の安心感が全然違いますから。
※本記事は医療アドバイスではありません。気になる症状がある場合は必ず医師に相談してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 赤ちゃんは飛行機にいつから乗れますか?
ANA・JALとも国内線は生後8日以上から搭乗できます(生後8日未満は搭乗不可)。ただし医学的に「いつからOK」という明確な規定はなく、不安な場合は1カ月健診などでかかりつけ医に確認するのが安心とされています。小児科医の見解では、首がすわる生後4カ月頃以降のほうが負担が少ないという整理も紹介されています。
Q2. 赤ちゃんの飛行機代は無料ですか?
膝の上に座る場合、ANAは生後8日〜1歳(2026年5月19日搭乗分以降)、JALは生後8日以上3歳未満が無償です。座席を使う場合は、ANAは対象運賃で大人運賃額から25%相当の割引、JALは航空券の購入が必要です。ANAでは無償の幼児も大人と同時に予約・発券が必要になったので、忘れずに手続きしましょう。
Q3. 耳抜きはいつ・どうやればいいですか?
離陸後の上昇中と、着陸前の降下が始まる頃の2回がタイミングの目安です。授乳・ミルク・マグの飲み物で「ごっくん」を促し、飲まないときはおしゃぶりも効果があるとされています。搭乗前に授乳して離陸時に寝かせるのも有効とされているので、寝ている場合は無理に起こさず様子を見てあげてください。
Q4. 赤ちゃん用ベッド(バシネット)は国内線でも使えますか?
ANAの国内線には機内ベビーベッドの貸し出しがあります(体重10kgまで・数に限りあり・要申込)。一方、JALのバシネットは国際線のみで、国内線では利用できません。長時間の抱っこが不安な方は、予約時に航空会社へ確認しておきましょう。
Q5. ミルクのお湯や液体ミルクは機内に持ち込めますか?
赤ちゃんの飲み物は機内持ち込みの液体制限の例外として扱われるとされています。とはいえ量やルールの詳細は航空会社ごとに異なる場合があるため、搭乗前に公式サイトや窓口で確認しておくと確実です。機内では客室乗務員さんにミルク用のお湯をお願いできます。
Q6. 機内で泣き止まなかったらどうすればいいですか?
まずは耳の違和感を疑って、飲み物やおしゃぶりで飲み込みを促してみてください。あやしても難しいときは、客室乗務員さんに遠慮なく相談を。JALでは子ども向けのオリジナルグッズを用意しているという公式メディアの紹介もあります。事前改札での早め搭乗や、搭乗前にたっぷり遊ばせておく工夫など、打てる手を打ったら、あとは「泣くのは赤ちゃんの仕事」とどんと構えて大丈夫ですよ。
まとめ
赤ちゃんとの初フライト、押さえておきたいポイントを振り返ります。
- 規定上はANA・JALとも生後8日以上から搭乗可能 — ただし医学的な明確な規定はなく、不安なら1カ月健診などでかかりつけ医に相談を
- 小児科医の見解では首すわり後(生後4カ月頃〜)が現実的、生後6カ月以降はより安心 — 帰省時期の調整も選択肢
- 2026年5月19日からANAの膝上無償は1歳まで — JALは3歳未満のまま。2歳児連れは会社選びで費用が変わる
- 耳抜きは「上昇中」と「降下開始」の2回、飲み込みで促す — 効果には個人差。体調が気になるときは搭乗前に受診を
- 持ち物は「おむつ多め・着替え・マグ・羽織もの」を片手で取れる位置に — 機内のおむつ予備やお湯のサポートも頼れる
- 当日は早め行動+事前改札で余裕をつくる — おむつ替えは搭乗前に
準備さえ整えば、赤ちゃんとの飛行機は思っているより何とかなります。おじいちゃんおばあちゃんの待つ実家まで、あとはひとっ飛び。親子ともに無理のないフライト計画で、楽しい帰省になりますように。
参考文献
- 小さなお子様連れのお客様(国内線) — ANA公式
- お子様のご予約について(国内線) — ANA公式
- 2026年5月19日搭乗分から国内線の運賃をリニューアル 予約・搭乗ルールを国際線と共通化していきます — ANAホールディングス プレスリリース
- 赤ちゃん連れのお客さま(お手伝いを希望されるお客さま) — JAL公式
- バシネットを利用することはできますか。 — JAL公式FAQ
- 小さなお子さま連れでも安心のフライトを。JALならではの多彩なサービスをご紹介します — OnTrip JAL(JAL公式メディア)
- 【医師監修】赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?機内での過ごし方や注意点について — ベビーカレンダー(小児科医・松井潔先生監修)
- 赤ちゃんはいつから飛行機に乗せられる?乗せるときの注意を小児科医が解説! — コモドライフ(ピジョン、小児科医・石戸谷尚子先生監修)
- 赤ちゃんの耳抜き!飛行機で行う方法やタイミングは? — こそだてハック(小児科医・武井智昭先生監修)
- 赤ちゃん連れ飛行機、トータル150時間移動を経験したママがコツや注意点を徹底解説! — たまひよ(ベネッセコーポレーション)
※本記事は医療アドバイスではありません。気になる症状がある場合は必ず医師に相談してください。